さらに俺の土曜日もすぐなくなってしまうのだろうか?

気まぐれ更新。いつまで続くやら……。

独自路線

3月に有給休暇ですることも無かったのでエヴァンゲリオンの映画を観に行った。有給休暇に会社から仕事のことで電話がかかってくるのが心底嫌いなので、携帯を見ない理由を作るために映画を観に行っている所もある。電話がかかってくる原因の大半を作っているのは自分ではあるのでそこは改善しないといけないけれど。

 

以前若い世代は長時間スマホが見られないから映画館に行かないとか車を運転しないとかいう事を聞いたか見たような気がする。寧ろ隙があればついついスマホを弄ってしまう世代にとってはそういう時間は大切なように思うし、実際テレビで見ると途中でスマホを見てしまうから、という理由で映画館で観たいという意見も聞いたことはある。繰り返しにはなるけれど有給の時はこれからも映画館に逃げることはあると思う。

 

閑話休題。公開日だったので月曜夕方でもかなりの人だった。「どうして月曜のこの時間に観に行けるんだろう」と思ったけれど周りの人も自分に対してそう思っているはずだろうからそこは考えないでおく。

 

内容についてはネタバレしたくもないので彼是言うつもりは無い。言うつもりは無いというよりは、そこまで思い入れもないというのが正直な所。エヴァンゲリオンというコンテンツに対してリアルタイムで観ていた思い出が殆ど無いので、多分周りの人よりは薄い感想しか残せないと思う。

 

自分の年齢を考えるとリアルタイムの思い出を持つとすれば新劇場版の時になるわけだけれども、当時は「何かみんなが観てるけど自分あんまりよく分かってないもの」だったと思う。部活と学校の勉強位しか興味(というかキャパシティ)が無かったこともあり特に調べようともしなかったし、そもそもここで「調べる」という姿勢でいる辺り距離があったように思う。大学生になったら観てみよう、とぼんやりと自分の中で決めていたような記憶はあるが、とにかく当時は周りの輪には入っていなかった。

 

これに限ったことではないけれど、割と自分の中で「みんながすること」に表立って入らない(のか入れないのかは分からないけれど)ことがあるなと改めて思っている。「周りに流されない」とか言ってみれば聞こえは良いのかも知れないけれど、そういうことではなく、勝手に一歩引いているようなことがあるのだろうと思う。

 

元々天の邪鬼的な性格がある(周りがやる気満々だとちょっと引いてしまう)ことは理解しているのである程度仕方ないとは思っているけど、勝手に一歩引くことで今後損することも増えるのではないかと最近感じつつある。今更こういう事を言うのも幼いけれど、「みんながしていること」は大概外れは少ないし、外れたとしてもそこまで酷くはならないことが多い。結局取り敢えず人がしてることをやってみることが案外楽な(だし楽しい)事が割とあると最近感じる機会が増えてきた。

 

勿論譲れないものとか考えはあるのだけれど、自分の生活の中でそういうものが占める割合を考えるとそこまで多くは無いので、「どうでもいいこと」は大多数に合わせてしまう方が、結局「大事なこと」に割く時間を増やせるのだと思う。

 

そんな事を考えると昔小学生の頃女子がクラスの人に書かせてた(自分のような人間からすれば「書かせていただいた」という方が正しいか??)「プロフィール帳」なんていうものは無難な回答を何となく許さない気がしてちょっと疲れてしまうような気もする。大半はどうでも良い質問なのに……。