つづりっぷ

気まぐれ更新。いつまで続くやら……。

津田倫男「銀行員のキミョーな世界 なぜ行内事情を押し付けるのか」

 卒業した学部が学部なだけに銀行、金融業関係に就職した人は少なくない。正直なところ三井住〇銀行と三井住〇信託銀行の違いも恥ずかしながらよく分かっていなかった(昔それで実際に間違えてお金を振り込みに行ってしまい恥をかいたことが本当にある)ような人間なので、本のタイトルは下衆だが読んでみた。

 書いている人は元々都銀の出身なようで、口出しするOBのような感覚で書かれている。中立と言いつつ、思い入れがある(それが言われる側にとって有意義か否かはさておき)ことは分かるような書き方、考え方をしている。

一般企業と比べると確かに違う事が多いのかも知れない、という感想。扱う商品がお金ということで差別化が難しいこと、また仕事の内容を銀行内で差別化しにくい(評価がつけにくい)ことは(この本を読まなくても分かることではあるが)そうなのだろう、と考えさせられる。個人的にはセカンドキャリアや出向の部分に関しては面白かったように思う。どこの会社も同じような感じはするが、自分自身が「できる」ことというのは特定の場所や機会があってのことということは恐らく考慮しないといけないのだと思った。

※※本自体は5年前だったので、東電の話が出てくる(今出すならマイナス金利の話をバンバン入れてくるのだろうと思うが)のは少し時代を感じてしまった……。