さらに俺の土曜日もすぐなくなってしまうのだろうか?

気まぐれ更新。いつまで続くやら……。

えひめ国体

 たまにはこれも動かしてみる。仕事やら怠惰やら怠惰やら怠惰やらであまり書いていなかったが、元々まめな性格ではないので、仕方がない……。

 9月の末~10月の頭に愛媛県で国体が開催されていた。愛媛県単独開催は初めてらしく、自分が小学生だった頃校内に「2017年国体開催」というポスターが貼られていたこと、あるいは水泳や陸上の大会の開会式でエラい人が「君たちの世代が国体の主力になる」と言っていたことからも行政の熱の入れ方が分かる。

 選手として関わることは当然のことながら無かったが、運良く開会式にボランティアスタッフとして関わることに。さらに運が良いことに、会場内での役割が与えられたので、コンテンツを全て観る事が出来た。

 オリンピックの閉会式で安倍首相がマリオの恰好をしたのは記憶に新しいわけだが、スケールこそ違えど国体の開会式も愛媛県をアピールする場所で、これでもかと愛媛県ゆかりの有名人を集め、民放・NHKのアナウンサーが司会を行う光景はお祭り感があった。観客含め「集める」ということはやはり力の一つ(例え一部がサクラだったとしても……)。「気持ち悪い」というような見方も出来るかもしれないが、凄いものは凄い。非常に単純だが、初めて県知事になりたいと思ってしまった(苦笑)

 総合順位は残念ながら男女ともに2位であったらしい。国体開催に合わせて担当の都道府県は選手の強化・補強を行うわけで、これが開催後県内の各スポーツにどのような影響があるのかはじっくり経過を見られると面白そうではある。強化費に大義名分が出来るイベントは大きいはず。

 惜しむらくは施設の問題。結局のところアクセスの悪さだけは改善できなかったように思う。感覚論でしかないが、メディアの盛り上がりと実際の市内の盛り上がりとにやや差があったのもこういうところなのかなと思っている。シャトルバスを何台も走らせていたが、やはり不便に感じるところがあったのは事実。どこにも土地が無いので仕方がないのかも知れないが……。

 

※※何はともあれ、町中でみきゃんが見られたのは良いこと。

 

まちづくりのお勉強進捗

 仕事とサッカー以外の趣味としてそれなりのウェイトを幸いにも占めてくれているまちづくりの勉強会であるが、グループで行う事が少しずつ具体化してきた。「商店街を盛り上げる」という、ありきたりな話題ではあるのかも知れないが、その地域の特性をきちんと見れば、どこでもやっているような対処法の実践をするだけ、というようなことになるとは思わない(当然、所謂「テンプレート」として体系化されているものはそれなりに誰かが時間と労力を割いて出来ているはずだから、価値はあるし無視できないものではあるのだけれど)。

 自分が関わっているところは商店街さん側に何かやろうという計画がすでにあり、場所もあったことから、それをうまく使おうということに。最初から方向性が定まったのはラッキーだったように思う。

 祭りのお手伝いなんかをしながら何が必要なのか、どういうことをすると「面白いのか」ということを考えてみた結果、子供(とその親)と商店街との繋がり、きっかけを作る機会を作ることが要るという考えに。ということで、所謂「まちゼミ」のようなことをやってみよう、ということになった(ちょっと前まで住んでいた調布でそういうことをしていたことを今になって気づくというタイミングの悪さにはやや悲しくなるが……)。

 子ども何をするのか、タイムテーブルや企画書はどうするのか、考えること自体は嫌いではないので(気分が乗れば、の話ではあるが)、ついつい積極的になりがちであるが、まずは学生さんの考えを尊重したい所。大体そっちの方が面白いのである(苦笑)

 

※※こういうことをしていたご縁で、別の勉強会のお誘いが。副業の方がやる気がでるのは昔から変わらない……。

 

 

芝生のグラウンド

 更新していなかったのは忙しかったから、というわけではなく気が向かなかっただけ……。パラパラと本は読んでいるので面白いなと思ったものは感想は残したい(最近は外れが多い(笑))

 表題について。最近暑さのピークも過ぎたので??、またサッカーをするようになった。8月自分が土日でかけてばかりということもありかなり久々ではあった。

 自分が遊んでいた公園も、中高使っていたグラウンドも当然ながら「土」のグラウンドなわけである。スライディングをすると膝から血は出るし、練習後のストッキングはこすり洗いをしないと全く汚れが落ちない(21世紀にもなって「洗濯板」を使っていた)。子どもの数が減っているということが主な原因だとは思うが、最近サッカー部員が少なくなっている理由の一つに、土のグラウンドの存在はあるのかも知れない。

 最近は使用料を払う余裕も少し出てきたので、人工芝のグラウンドを使ってサッカーができている。中高時代もたまにあったし、東大の体育の時間は人工芝であったので初めてというわけではないが、やはり快適にボールが蹴られる。

 さっき述べた泥汚れのような後片付けが楽ということだけでなく、ボールがイレギュラーバウンドしないことで少々のトラップミスが隠れるのは楽なわけで(笑)、自分が意図する動きがしやすいと感じる。

 あくまでも想像の範囲ではあるが、芝生のグラウンドでプレーした方が頭を使ってサッカーをするようになる気がする(少々足元がおぼつかない子でもボールが収まるので、考える余裕が出来る)。全国の学校のグラウンドを芝生にしようという試みもあった気がするが、長い目で見てサッカーの普及にはなるのだろうと思わなくもない(予算とかそういうことは考えないとして)。導入した学校の例なんかを見てみると面白いのだろうが……。

 ※※ただ、真夏に陽炎が見えるほど暑くなるのは悩みどころ……。

 

 

広島に行った

 大学時代にいたスワローズ応援サークルの遠征先が広島ということで参加することに。学生時代は遠征に行ったことが無かったので、初めての参加に。

 1日目は午前~夕方を呉で過ごす。大和ミュージアムや入船山記念館を大学時代の友人と観光。高校の日本史で扱ったような知識があるだけでも全く史料に対する見方感じ方は変わってくる、と改めて感じる。海上自衛隊の制服を着て歩いている人の多さにはやや驚く(松山にも自衛隊駐屯地こそあるが、普段市内に自衛隊員の方がいる事を意識することは無い)。一つの風景であるように感じた。

 メインであるマツダスタジアムでの観戦。スワローズの快勝。今シーズン初めて勝ち試合が観られたことは大きい。これだけで来たかいがある、というものである。試合以上に、マツダスタジアムの駅からの立地の良さ、そして町全体がカープを応援する、話題にする(2日目の朝にいったお好み焼き屋では前日の試合の話がなされていた)ようになっていることに感心した。「市民球団」の完成形だと思うとともに、ああいうチームが自分の街にあることを想像するとおそらく結構な頻度で応援には行くと思ってしまった。チケットを取るのは難しいのかも知れないが、「非日常」が街中で体験できることは素晴らしいことだと思う。勿論、神宮球場の緩い感じはもっと評価されても良いとは思うけれども(笑)

 2日目は平和記念公園と宮島観光という王道パターン。広電の一日乗車券は市内の移動、宮島行きフェリー、そして帰りの宇品港への移動全部に使えたのでかなりお得だと個人的には思う。友人に会う事も出来たため、一通りやりたいと思っていたことは出来たので満足。最後スーパージェットに乗ることになったのはややタイムマネジメントが甘かったようには思うが、時間を買ったと思えば良いのかなと。

 とにかく時間いっぱい詰め込むことを半ば楽しんではいるので、しばらくはこういうスタイルでたまに出かけられると楽しいのではないか、と思っている。いつか限界が来るかもしれないが……。

※※汁なし担々麺は美味しい。

 

伊藤公一朗「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」

 「○○の力」は経済学界隈で流行っているのかは知らないが(ミクロのアレが売れているから仕方がない)、Twitter等でも推されていたので買ってみた。

 細かい事を書くと殴られそうなので書かないが、「力」とついているように、何の役に立つのか、今現在どう使われているのかに関して丁寧に書かれてあって個人的には楽しく読めた。

 とりあえず「ビッグデータ」と言っていればなんとなく危機感を煽ること、あるいは新しい取り組みを行っていることをアピール出来てしまえそうなこの頃であるから、こういう本の存在は価値があるように思う。

 ※高校生か、学部1年の時に読んでおきたかった。 

森見登美彦「恋文の技術」

 ゼミの後輩が面白いとツイートしていたので読んでみた本。作者の本は「四畳半神話大系」と「夜は短し歩けよ乙女」の有名どころしか押さえていなかったのでちょうどよかった(後者は映画になったらしいが、愛媛の田舎ではなんと公開期間が二週間しかなかった(笑))。

 所謂書簡体小説で、手紙のやり取りから話の進展が分かる、というタイプのもの。京都から石川に行った大学院生が文通を様々な人と行うわけであるが、文章の回りくどさ、脱線の仕方が知識をひけらかす、文章力を見せつける感じで個人的には面白いと思う。

 こういう本を読むと自分自身が物事に対して薄い感想しか持ちえないと感じる時がある。関心がそもそもないのか、はたまた薄情なのかは知らないが、とにかく「浅い」と感じることが多々(なにを持ってそうなのか言えない辺りがまたそうなのである……。)

やや浮世離れした感じは嫌いじゃないので、他の物も読んでみたい所。

※「高等遊民になりたい」という率直なセリフを高校生に吐かせているところがまたなんとも。

スワローズ二軍を松山に移そう??

 にわかではあるものの、ヤクルトスワローズのファンであって、こういうサークルに所属してもいた(今も一応「広報」担当である)し、こういうアカウントも持っている。

 ヤクルトを応援しようと思ったきっかけには愛媛県出身の選手(岩村明憲選手、藤井秀悟選手、宮出隆自選手等々)が多かったということ、松山市で04年から秋のキャンプを始めたことというようにやたら地元との絡みが多かったという事もある。そのような状況であるからこそ、一軍は無理だとしても、二軍なら松山移転できるのでは??と仕事中に思ったのでダラダラと根拠を挙げたい。

 

坊っちゃんスタジアムが使用できる

 →地方球場では屈指の環境であるところの坊っちゃんスタジアムが使えるのはかなり大きいのではないか。現在スワローズ二軍が使う戸田球場は河川敷に併設されたようなもので、プロの試合に使われるのが驚きなくらい。いつかバレンティン選手が「戸田はムズムズする」と言っていたり、宮本選手が球場フェンスの改修を自費で行ったりと、「逸話」の多いところでもある(笑)。一方坊っちゃんスタジアムはオールスターを二回も開催した、天然芝黒土の球場(神宮球場でも人工芝である、学生野球との兼ね合いがあるので仕方ないが。)で、プロが使うのには申し分ない球場であるから、戸田よりも良い環境で野球が出来るのではないか。

 

・野球熱の高い土地柄

高校野球の勝率がつい最近まで一位であったり、夏は野球拳おどりを祭りのなかで行ったり(ちなみに脱ぐようなことはない)と、それなりに野球熱が高い土地であることから、チームが地元に根付くのにもそう時間はかからないように思う。そもそも毎秋来ているわけであるし、問題は全くないはず。

 

・首都圏よりも娯楽が少ない

→現在は埼玉の戸田に寮があるわけだが、松山移転が決まれば寮も松山に移るわけだが(二軍が千葉の鎌ヶ谷にある日本ハムは、寮も鎌ヶ谷である)、残念ながら??松山は首都圏に比べると娯楽が少ないので、より野球に集中できる環境になるはず。実際、ソフトバンクの二軍球場と寮は福岡の外れの方にあり、球場しかないようなところであった。そして松山だと温泉で疲労回復、けが予防というメリットもある(ここまでくるとムシが良すぎるか)ことから、松山は相当良い環境ではないか。

 

現実問題を考えると四国アイランドリーグとの球場使用の兼ね合いやら、そもそもどこに寮を作るのかということや、寮は最近建て替えたばかりだから勿体無いとか、絶対に移転するようなことはないわけではあるが、地域振興というようなことを考えると「プロ野球不毛の地」であるところの四国に二軍くらいはあっても良いのではないかと思わない所もない。

※※結局は僕が土日に観に行きたいだけなのである。