会社員母校に帰る
母校の部活を手伝いに行く予定だったが、グラウンドの状態が良くないことから急遽学校で話し合いをすることになったらしい。なにか喋って欲しいということで、久しぶりに母校に顔を出しに行った。
中学生相手に何を話すべきなのか(そもそも話すべき人間かどうかは非常に怪しい)ということは悩んだが、どうやって自分が中学時代を過ごしていたのか、ということを今更ながらに振り返りながら話した。
当時つけていたサッカーノートを見返しもしながら話したが、今以上に汚い字で、赤面するほどクサいことも書いてはいた(「中二」「黒歴史」というやつなのかもしれない)が、それなりにやる気はあったのだと思う。やはり人間少々クサいこと言ってもいいのだと思うし、「黒歴史」という言葉で人のやる気を簡単に貶すのは良くないのだろう。(「意識高い」という言葉にも同じようなことを感じる。)
何か少しでも自分の話したことがプラスに働けばいい所。会社員の経験も人に話せるほどにきちんと働ければ良いのだけれど??(守秘義務違反だけは避けたい)
瀬尾まいこ「天国はまだ遠く」
「幸福な食卓」が有名な人。確か映画化もされてて、ミスチルの「くるみ」が主題歌かエンディングか何かに使われていた気がする。個人的には最後の展開を除けば好きな本なので、暇な人は是非。
本題に。内容としては自殺しようと田舎に行った人の話。これだけ書くと重い内容に思えるが、全体を通してスルスルと読めた。中高時代の朝読書の時にでも読みたかったような感じ(裏を返せばじっくり読み込まなくても読めちゃうという事ではあるのかも知れない???)。
結局の所「田舎でのんびり暮らしたい」というような発言は実はそれが絶対に叶わないからしているのであって、もし実現したら本当にそれを人は選ぶのだろうか、というようなことをぼんやりと考えさせられた(本当に行きたいという意見を否定するわけではないので悪しからず)。居心地が良いこととずっと居たいかということは必ずしもイコールでは無いのかも知れない。
別に自分が自殺したいというような気持ちになったことはないが、しんどい時に読むべきなのはこういう本なのかも知れないと思った。元気が出る、励まされるというよりは、今の状況をある程度受け入れる、肯定するというような気持ちになるといった感じ。「まあ、やってみますか」くらいが疲れた時にはちょうど良いのかも知れない。
※※この作品も映画化されていたらしい。正直映画で見るよりは文庫本でこぢんまりと読みたい。
転職サイトを見る
5月にマイ〇ビやらなんやらが転職サイトのCMを流していた。就活も自分たちがあれやこれややった上に転職まで受け持つのはなかなか皮肉な話である(5月のGWあたりという時期設定がまたニクい)。
知り合いが試しに登録してみたらしいので、試しに自分も見てみることに。別に今の仕事を辞める気は今のところは無いので、そこは勘違いの無いように。
覗いてみると世間で言われる「売り手市場」みたいなことも分からなくは無いところはある。また、世間に色々な仕事があるのだなと、改めて見識の狭さを感じさせられる。しかしながら、やはり文系となると営業職がほとんど。それが悪いというわけでもないし、正直なところ営業をして物を売れる人は尊敬するわけだけれども、「文系」ってなんなのだろうということを考えたくもなる(文系理系で物を区切って考えるのがそもそもナンセンスなことであることは間違いないのだけれど)。
高校までの勉強と大学までの勉強との間に違いがあったように、学問と一般的な仕事との間に違いがある、というだけのことなのかも知れない。そう考えるようにする。
日記には何を書くべきなのか
中一の時に日記(というよりは「サッカーノート」である)を付け始め、浪人時代まで書いていた。大学時代はTwitterを日記という事にしつつ気まぐれで継続していて、今に至るわけである(今現在ノートに手書きで日記を書いているので「つづりっぷ」の立ち位置が中途半端ではある)が、そもそも何のために書くのだろうかとふと思った。
小学生時代に宿題で書かされた日記は当然見返すことなどなく再生紙となってしまい、浪人時代の日記は何を思ったか予備校の寮のある大阪を出る際に処分してしまった。結局は読まないのである。さらに加えると自分自身はかなりの悪筆であるため、すすんで読みたくも無いのである。
↑のような状況下でも何故書く必要があるのか、となると結局の所「書いた」という事実の自己満足なのではないか??と思わなくもない。やっていない人が多いから、少しだけ自分が偉く感じられる、という人間的に非常にみみっちい理由に落ち着きそうである。とはいえ、書いているとなんとなく落ち着くので、それはそれでいいのかも知れない。
そんなことを踏まえて「何を書くべきのか」という事を考えたい。書くことそのものへの価値のウェイトが高い分、何を書くとより良いのかくらいが良いのかも知れないが。とりあえず思いつくものを列挙する。
①日付
→これはまあ当たり前か。見返しもろくにしないクセに、整理はしてみたくなる。もっとも整理整頓は苦手なことを挙げたら最上位に入るものの一つではあるが……。
②天気
→これは要らないか。過去の天気を気にした時は小学生の夏休みの絵日記以来そう無いので。
③飯
→平日の昼飯はコンビニのおにぎりばかりなのでこれもいつも記録する必要は無さそう。美味しいものを食べたときにだけ書こう??
④今日あったこと
→平日あったこととなると仕事のことになるが、下手すると業務報告になりかねない(笑)、そんなに詳細に書く必要はないか。ちょっと印象に残ったことくらいを書けると良いのか。
⑤考えたこと
→多分、これがメインになりそう。と今の自分のを見ながら思っている。別に誰かに話すほどでもない、あるいは話すべきことではないことを書くのが良いのかなあと。イメージとしてはSHIROBAKOのミムジーとロロ。別に病んでいるわけではないが。
誰からも強制されていることではないので、気楽に続けるのが良いのかも知れない。たまには見返そうか(昔祖母が自分の運動会の日程を日記からふと思い出したらしく、いきなり学校に見に来た、ということがあった)。
※※やや胡散臭いですが、こんな感じにすると良いらしいですよ??
スマホを買い替えた
水曜日に職場でうっかり落としたせいでスマホ(Xperia Z3)の画面を割ってしまったので、修理か買い替えかを迷い、ドコモショップへ。気づけば2年以上使っていたので、買い替えを決断(綺麗であれば、下取りでそこそこキャッシュバックがあったようだが、時間が無かったのでそこは断念)。
タブレットを併用していることもあり(正直あまり2台持ちする必要はないのかも知れないが……)、二つ折りの「ケータイ」でも良いかとすら思っていたが、結局はXperia X compactを購入することに。前回のものよりサイズが一回り小さい。特に理由はないがSonyには頑張ってほしいということで、3台目のスマホもXperiaにした。
ガジェットオタクではないので、あまり拘りは無いわけであるが、レビューサイトなんかはやはり見てしまうもの。長く持つ、あるいは使用頻度の高いであろう物にはそれなりにちゃんとお金は出すべきなのかも知れない。
青柳碧人「浜村渚の計算ノート」
BOOKOFFのセールでたまたま目に入ったので買った(数学ガールと間違えたのは内緒)。数学が教えられなくなった日本で犯罪者が数学の復権を願って云々かんぬんな話。要所に数学が絡むという感じ。
シリーズ化がそれなりにされているらしいが、別にこれ以降は読まなくても良いかな……。自分にはあまり合わなかったというだけ。
自分自身受験数学に毛の生えたことまでしかしていないので、偉そうなことを言うことはできないのだが、何かを「分かりやすく」「面白く」しようとし過ぎると本当に大切なところがかえって伝わらないのかも知れないと感じた。結局「数学が好きな人は少し変わっている」という前提(≒偏見)から抜け出せていないなあ、と。
勿論最初は簡単なところからみんな始めるわけなので、分かりやすいことそのものを否定するつもりは全くないのであるが、塩梅が難しい……。